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自責と他責のバランスを取ることの大切さ

5月は少しお休みをいただき旅行へ行きましたが、

その後も知人と会ったり、毎年恒例の夏野菜の苗植えや梅シロップ作りをしていたら

あっという間に6月も2週目となっていました。

 

昔々のコラムで、

・空間移動はストレス発散法のひとつ

・空間移動で気持ちを切り替える

と書いたこともあり、

個人的にはメリハリをつけるポイントにもしていますが、

今回は「気持ちを切り替える」より

良い意味で「できない自分と向き合う」ことができる時間となりました。

 

自分の中では「新しいことの挑戦」をしていたつもりでしたが、

やはりここ数年は想像していたよりも内向きになっていたようです。

少しずつ無理のない範囲で

意識的に外向きアンテナを張り出す

ことが必要になりそうかな…と痛烈に感じた気づきのある旅行でした。

 

さて、本題。

今回のコラム「自責と他責のバランスを取ることの大切さ」です。

 

自分が成長するには

他責(問題などが発生した時に自分に非はなく、自分以外に責任や原因と考える)

ではなく、

自責(問題が発生したのは自分に責任や原因があると考える)

で考えるということを

特にビジネスの世界ではいわれることも多いのではないかと思います。

 

 

トラブルや課題に直面した時、

自責でその事象について捉えるか、他責で捉えるかによって

「解決までのプロセス」や「その後の自身の行動」は違うものとなるでしょう。

もしかすると今まで見ていた世界観が変わる人もいるかもしれません。

 

とはいってもなんでも「自分が悪い。とにかく自分が悪いんだ…」と

過度に自責の念に駆られることはよい傾向とは言えないですね。

 

どんなことでもそうですが、

自責と他責においてもバランスを取ることが大切なんです。

 

そのバランスを取るためには

自分と正面から向き合うこと、

そして、今の自分の力量を「相対的ではなく絶対的評価」観点から

向き合うことを意識してみてください。

 

周りと比べて今の自分がどうか?”という向き合い方ではなく、

自分自身の成長ステップや目標設定を考え、向き合っていきましょう。

 

ここでもいきなり高い階段を上る「過度」な目標設定は禁物です。

 

成長階段では1段上がるための高さを適度(=高すぎない)にし、

その分、登る段数を増やす(=スモールステップの積み重ね)ことを

考えてみてください。

 

途中に休憩や自分を褒めるポイントをたくさん作るのもよいでしょう。

これならゆっくりでも着実に登っていくことができそうではないですか?

 

 

最近だと国をあげてリスキリングを推進していく動きもあります。

人生100年時代、バランスを取りながら活き活きと、

のんびりでもいい、そして、どんなこと小さなことでもいいので

いつまでも成長していくことができると良いですね。

 

 

 

Happyな明日を信じて。