10月に入りました。
例年、学生向けのキャリアに関わる人は
10月1日を特別な思いで迎えていると思いますが、
今年は台風の影響で内定式を中止・変更する企業も多かったこともあり、
ドタバタで迎えたキャリアコンサルタントの方も
多かったかのではないかと思います。
実は10月1日というのは
キャリアに関する仕事をしている人にはちょっと特別な日なんですね。
(記事を書いている今は既に3日ですが・・・(笑 )
さて、今日のコラムの本題です。
ここ数か月、新聞でキャリアに関することをクリッピングしていて
ちょっと気になっていることがあります。
それは、
本当に『多様な働き方を推奨する』という方向に
社会のキャリア思考が進んでいるのか?
ということです。
クリッピングをした記事を見直してみると
このカテゴライズに入る記事が圧倒的に多いんです(*_*;
★若年層、女性 ⇒⇒⇒ 起業
★外国人(含留学生) ⇒⇒⇒ 介護、飲食
★高齢者 ⇒⇒⇒ 65歳過ぎても働く
※30代後半~40代前半のキャリアに関する記事がほとんどありません・・・(笑
※新卒の倫理協定の話ももちろん多いですが、それはまた別なのでここでは触れず
確かに、
・終身雇用という枠にとらわれない働き方
・会社に依存しない働き方
・新しい雇用と人材の創出
という観点では新しい目線なのかもしれませんが、
この角度からの記事だけだと、
・結婚や出産で退職後の女性が社会復帰するときが
一般企業が再び正社員として採用するという選択肢はない?
・いつまでも働かなければいけない
(定年後、働かずゆっくりとした時を過ごすという考え方はない??)
・人材不足の業界に労働者を流入させたい
(人材不足のところが埋まればよい??)
と大げさかもしれませんが考えてしまったりします。
キャリアに対する考え方や方向性は100人いれば100通りあるわけで、
もっと違う角度の話題が本当はあるはずなのにな~
と思うのですが・・・。
新しい働き方の紹介だから記事が偏るのか、
この方向性しか未来の道がないから記事が多くなるのか・・・。
日常生活やTV、新聞・雑誌の記事だけでは知ることができない
多様なキャリアの形や方向性を伝えたり、創出することも
私たちキャリアコンサルタントの大切な役割ということに
クリッピング記事を見直して改めて気づきました。
とはいえ、
伝える場所ってあるようでないんですよね・・・。
地道な活動を続けていかないといけないですね(笑
なんだか纏まりのないコラムになってしまいましたので、
今日はこの辺で "(-""-)"
Happyな明日を信じて