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やる気は言葉の使い方で変わる

みなさまは9月の3連休をいかがお過ごしでしょうか?

 

4月から半分学生という生活を送っている私は

〇年ぶりの前期考査を目の当たりにし、

「現実逃避をしようとするわたし」と戦いながら

第一の山場である今週を乗り切ろうと奮闘しております。

 

・・・既にこのコラムを書きだしている時点で、

結果は見えている気もしますが "(-""-)"

(完全に負けております・・・)

 

 

話しは変わって、

先日、前期の最終講義で

認知心理学の授業がありました。

 

授業の内容は脳の話からの考察で

今までとは違う発見があり、

大変面白かったのですが、

その中で「学ぶということ」を改めて学びました。

(「余談ですが、面白い≒刺激にはなっている」けど

授業で出てきた言葉は全く「長期記憶」になっていないので、

上手く脳を使えていないようです・・・)

 

心理学では「学ぶということ」を

・自分の拡張能力を広げる

・自分の認識を変えること

と考えるのです。

 

言われてみてなるほど納得でした。

「拡張能力を広げる」という言葉と

「認識を変える」という言葉を聞いたとき、

なんだかすっきりしました。

「学ぶということ」について回りまわって難しく考えすぎていたかな~と。

 

中途半端に知識が増えると変に考えすぎてしまったり、

いろいろなことを複雑に絡めすぎてしまうから、

大切なシンプルなことに目を向けず、

視野が狭くなったり吸収力が低下してしまうんだな・・・と。

 

 

さて、前置きがかなり長くなってしまいました。

今日の本題です。

 

その授業の中で「やる気」の話題から

エンハンハング効果」と「アンダーマイニング効果

について少しだけ触れたのですが、

カウンセリングだけではなく日常生活でも忙しくなると忘れがちなので、

備忘録もかねてコラムに書こうかと。

 

【エンハンシング効果とは】

内発的動機づけを高めるのは言語的報酬ということ

※内発的動機づけとは「達成感」や「好奇心」など

※言語的報酬とは「褒める」「称賛」などを言葉で伝えること

 

【アンダーマイニング効果とは】

外的報酬(要因)が内発的動機づけを低下させる現象

※外的報酬とは「金銭」や「強制(命令)」、「監視」、「評価」などのことで、

 いずれも「自己決定感覚」を低下させるもの

 

端的にいうと(かなり端折りますが)

「やる気」は「高くなること」も「低下すること」もあるということ。

そして、それは「人それぞれ」「タイミング」で違うということです。

 

 

誰もがわかっているような当たり前のことなのですが、

仕事や家事など日々の生活に忙殺されると

意外と見落としているときがあるかもしれないですね。

 

 

Happyな明日を信じて。