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キャリアコンサルタントとして15年目に入りました

(・・・今回は夏恒例のかなりというか完全に自分のことです)

 

夏はキャリアコンサルタントとして働く自分自身にとって

とても大切な季節です。

 

今年の夏でキャリアの世界に入って

早いものであっという間に15年目に突入しました。

 

キャリコンとして夏に1歳ずつ年を重ねる私は

毎年この時期にプライベートではなく、

キャリコンとして1年の目標を決めます。

 

昨年の目標設定は悩みに悩み、

本当にぎりぎりまで考えましたが、

それらしい言葉が浮かばなかったことを思い出します。

 

 

けれども今年は違います。

 

 

今年は自分自身にとって大きな舵を切りました。

 

現状、選択肢はたくさんあり

別の意味で迷いそうな状況なのに、

こんなに気持ちに余裕があって、

穏やかに「目標設定を開始しよう!」と思えたのは何年ぶりかしら???

と思うくらい良い意味で冷静に向き合ってる自分がいます。

 

 

長い人生の中では

立ち止まること」や「ゆとりを持つこと

が大切なんだということ、

そして「余裕がないときは自分でも驚くくらい

視野が狭くなってしまっていること」を

普段から面談や講義でも話していますが、

身をもって痛感しています。

 

 

最近、ちょっとした機会をいただいたことで、

自分が「産業カウンセラー」と「GCDF-Japan」を

初めて勉強し始めたころの資料や本を

読み返しています。

 

当時は難解だった言葉や理論、

読んでいて眠たくなってしまった書籍にも

 

新鮮な気持ちで能動的に取り組んでいる自分がいて、

続けてきたからこそ味わえる感覚を

素直に楽しんでいます。

 

養成講座でのできないもどかしさや

あの時に発した言葉、

気持ちだけが先走って言い表せなかったこと・・・

もちろんまだ完全ではないにしても

15年という月日を重ねたことで

見えてきたところもたくさん出てきました。

 

 

そして、最近本当に当時の先生方や

キャリコン仲間のちょっとした言葉を想い出します。

 

その瞬間は「????」となっていた言葉が

今、身に染みるということは

自分自身が成長した証でしょう。

 

 

小さなことを吸収する余裕を持てる今、

私自身が身体全体、五感で感じ取っていること全てが

キャリコンとしてクライエントと向き合うには

とても大切なこと、

そして、気づきなんだと改めて思います。

 

 

この15年の間にキャリコンの世界は

目まぐるしく変化しました。

そして、今も変化し続けています。

 

私たちの揺れ幅が大きいということは

社会にも大きな波が立ち続けている

ということです。

 

そんな波に乗りながら15年目を迎えましたが、

逆に言えばまだ15年です。

 

きっとこれからも日々様々な波が来るでしょう。

 

これから先、

どんな波がきても楽しんで乗っていける基礎体力を

磨くことを継続していかないといけませんね。

 

こんなことを感じている今日この頃のわたしです。

(ちなみに目標設定はこれからです(笑 )

 

 

Happyな明日を信じて。